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参考書で勉強
独学age

参考書買ってきた!

時間的な都合

かつての私は、医療事務の資格を取ろうと、心に決めたのは良いものの、
いったい何から手を付けたら良いものか、迷う日々が続き、無駄な時間やエネルギーを消耗していました。

と言いますのも、私の場合、日頃から忙しいアルバイトに追われているという事情があります。

したがって、時間的な都合の付きやすさを考えると、
専門学校やスクールなどへ通うよりも、通信講座を受けたり、
独学にいそしんだりした方が良いと思われました。

また、お世辞にも高いとは言えないバイトの給料をはたいたり、
親などから援助してもらったりしてまで受験勉強をするのには、抵抗がありました。

そういった事情を考慮に入れて、通学制の教育機関、
通信講座などを利用するよりも、独学の方が適していると考えました。

そして、ひとりで勉強するにしても、参考書や問題集は最低限、
必要だと考えて、私は書店へと足を運びました。

取りあえずは、自宅近くの比較的小さな本屋で、
医療事務関係の書籍を探してみることにしました。

すると、店舗の規模からしても、それほど期待はしていなかった私の思いとは裏腹に、
さまざまな種類の、数多くの書籍が存在することがわかりました。

そこで、ひと言で医療事務の資格と言っても、
その受験勉強法には多様なバリエーションが存在することや、
このライセンスに対して、私と同じような思いや目標を持っている人が数多くいることを知らされました。

それらの多種多様な書籍の中から、未経験者や初心者でもとっつきやすいと思われる、
なるべく難易度の低い参考書を一冊選んで購入し、その日は帰ることにしました。

0からのスタート

私は、医療事務の仕事をしている知人や、
以前お世話になった病院のスタッフから、この資格について話を聞いてはいたものの、
専門的な知識、技術はほとんどない状態からのスタートでした。

したがって、はじめの内は、初心者向けに書かれているにもかかわらず、
その参考書の内容を理解するのにたいへん苦労しました。

例えば、私たちが日常的に使用しているのとは違った、
専門用語や特殊な言い回しなどが出てくると、その都度辞書で引いたり、
インターネット上で検索をかけたりすることが必要となりました。

そういった作業は、はたから見ればもどかしく、
たいへんなものだと感じられるかも知れません。

しかしながら、当の私は、自分で選んだ将来の目的のために取り組んでいるのだと考えれば、
苦労も、苦労ではなくなるのだと感じていました。