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一日の流れ
出勤と勤務時間
医療事務は病院の受付時間により勤務時間が決まります。
各病院で受付開始時間も異なりますが、
医療事務は月末のレセプト以外は通常の受付業務や事務仕事を行います。
例えば受付開始が9時の場合は、9時に出勤するのでは遅すぎます。
病院の受付でも仕事を始める前に清掃や準備がありますので、
遅くとも30分前には出勤しなければいけません。
病院の受け時間や診療時間による違いはありますが、
ほぼ病院の診療時間と、開始前の準備、
終わってからの後片付けや清掃を含み前後30分の系1時かが大体の勤務時間となります。
医療事務1日の流れ
大体30分前には仕事場に行き、掃除や仕事を始める準備をします。
受付が開始されると患者さんの対応も始まります。
診察券を受け取りカルテを出し、各科に連絡したりカルテを持って行ったりします。
初診の場合は保険証の確認とカルテ作成もプラスされますが、患者さんには問診票に記入してもらいます。
患者さんの様態や症状を聞き、医師がわかりやすいようにメモに書き込むなどの仕事もあります。
午前と午後には一旦休憩が入りますので、午前中の業務が終わったらお昼休みです。
病院によって違いはありますが、大体1時間はお昼休みがもらえます。
その間に昼食を済ませ身支度を整えたら、午後の診療開始です。
通常はこういった受付業務と患者さんへの対応がほとんどですが、
月末には医療事務の仕事ではメインとなるレセプト業務もこなさなければいけません。
レセプトのある月末
毎月月末には、1ヶ月の診療報酬を計算して、保険組合に請求をします。
医療事務は一般事務とは違いレセプト業務が要となりますので、
月末はどうしても忙しくなります。
毎日診療内容をカルテを見ながらコンピューターに入力していきますが、
この時ミスがあるとレセプト計算にも支障が出ますので、その都度対処します。
今はコンピューターで管理しているため、
レセプト業務も以前と比べて便利になっていますが、ミスは許されませんのでかなり気を使います。
また月末には一斉にレセプト計算をしますから、普段よりも忙しくなります。
しかしレセプト業務をしながら、通常の受付業務もこなさなければいけませんから、
月末は目が回るような忙しさで、まさに猫の手も借りたい状態となります。
このため朝も早めに出勤したり、お昼休みも返上、残業も当たり前となる事も珍しくありません。
月末は多少勤務時間が長くなる事もありますが、
ほとんどは病院の診療時時間に合わせられます。
月末のレセプト業務をこなせば、他は通常業務と変わりなく勤務時間も病院の診療時間と同じです。
個人病院の場合は医療事務も1人でこなす場合がありますが、
多いな病院になれば数人で分担しながら行いますので、
1人あたりの負担は軽くありますが、ミスは許されないため慎重さも必要です。