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医療事務の仕事

将来性

医療事務の将来

仕事を選ぶ時の基準も人それぞれですが、
将来性はないよりもあったほうがいいでしょう。
医療事務は保険診療をしている病院がある限り、
必ず必要となる仕事ですから、将来性はあります。

少子高齢化に伴い今後も高齢者の数は増えていくと言われていますし、
平均寿命も年々長くなっている事を見ても、病院を必要とする人は増えていくでしょう。

病院の収入は自費治療などもありますが、大半が保険から得られる診療報酬です。
患者さんは加入している保険組合の規定に従い、
自己負担分の1割か3割を支払いますが、残りは保険組合が支払います。

この診療報酬がないと病院の存続に関わると言ってもいいくらいですから、
診療報酬を計算して明細書を作る医療事務の人がいなければ経営も成り立ちません。
将来性は十分にあります。

需要はあるの?

保険診療をしている病院がある限り、今の健康保険制度が廃止されない限り、
医療事務の需要もなくなる事はありません。
個人病院の場合は人件費の節約という理由から、受付の人が働きながら仕事を覚える形で、
医療事務もこなすのが一般的ですが、大きな病院では医療事務の人数も求められるので、需要は常にあります。

イメージとしては楽な仕事と思われていますが、実際はかなりハードな部分もあり、
現実とのギャップに耐えかねて辞めてしまう人も多いため、常に募集があります。

医療事務に期待できる事

今後も高齢化社会は進む一方ですし、治療や診察だけでなく、介護という問題にも直面します。
介護にも種類はありますが、保険内で賄える治療もありますから、
ここでも医療事務は欠かせなくなります。

介護という点だけを見ても今後数が増える事は確実ですし、
現在も介護施設が足りない状態のため続々と介護施設も増えていきます。
介護施設でも保険診療を行いますので、医療事務が必要です。

ただし昔は手作業で行っていた事も、
今はコンピュータで全て対応できるようになっていますから、量よりも質が問われるようになっています。

医療事務の知識があっても実務経験がないと、
経験者の方が優遇されるのは仕方ありません。

医療事務の仕事は資格がなくてもできる仕事なので、
資格よりもスキルがある方が転職みは特に有利です。

そういう意味では需要はあっても数が減ると言われていますが、
スキルを身につけておけば全国どの病院でも通用しますので、強みにもなります。

パソコンは医療事務の仕事に欠かせませんので、
パソコンのスキルも身につけておきたいところです。

医療事務は医師や看護師と患者さんの架橋となる役目もあります。
やる気さえあればスキルアップも可能ですし、
医師や看護師とのコミュニケーションを通して自分にも様々な知識が身につきます。