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ちょっとたいへんかも
しっかりとした経済感覚を身に着ける
クリニックや病院は、人の病気、怪我を治し、心身の悩みを解決する医療機関ですが、
決して慈善事業をおこなっている訳ではありません。
つまり、それらの医療機関にも経営上の問題はあり、患者数の減少などによって、
事業規模の縮小や閉院に追い込まれる可能性がないとは言い切れません。
特に、最近では医療費を削減しようとする政府の方針が打ち出され、
制度改革がおこなわれてきており、病院の経営はより一層難しくなってきているのが実情です。
そういった状況の中にあって、みずからの勤める医療機関の経営状態に貢献することは、
自身の働く場所を確保するだけではなく、患者さんのために、
より良い診察や治療をおこなうことにもつながると思われます。
そのような目的を果たすためには、日常的な業務をそつなくこなすだけではなく、
長期的な視野を持って、しっかりとした経営感覚を身に付けることが求められます。
スムーズに連携できるよう取り計らう
さらに、より一層クオリティの高い医療をほどこすためには、医師だけではなく、
看護師や薬剤師など、さまざまな専門分野を担当するスタッフがチームを組んで、協力し合うことが必要となります。
そして、そうした多様なジャンルのスタッフが、スムーズに連携することができるよう、
取り計らうのも医療事務の仕事に於ける大切なファクターです。
そういったことまで考えに入れて、日々の職務に従事していると、
この仕事の奥の深さを思い知らされる今日この頃です。
また、他の一般的な職業と同じように、医療事務の仕事も、
だんだん慣れてくると、患者さんや周りのスタッフから信用され、
任される業務の量も多くなってきました。
例えば、ひとりで複数の業務を兼任したり
、院内で指導的なポジションに任じられ、
後輩の指導にあたることもあります。
そして、医療の分野では、常に目覚ましい進歩が遂げられていますので、
新しい治療技術や薬剤などに関する知識を、日頃から身に付けるよう努力し続けることが求められます。
そのような状況の中では、これから先、
この仕事を続けてゆくことができるかどうかと、不安になることもあります。
しかしながら、自分で選んだ道ですから、
最後までやり遂げたいという責任感、患者さんからお礼を言われた時の喜び、
この仕事に対するやりがいなどが、現在の私を支えてくれています。
これからも、日常業務の忙しさに負けることなく、
新しい情報をどんどん吸収して、さらなる飛躍をしたいと考えています。

やりがいがあります
