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医療保険請求事務も受けてみようかな
求められる請求事務従事者のスキル向上
医療保険請求事務の認定試験は、全国医療関連技能審査機構が運営をしています。
全国医療関連技能審査機構で取れる資格は、多くの医療機関から信頼を得ていますが、
医療保険請求事務もそのうちの1つです。
国民皆保険から52年、健康保険法が制定されてから87年、
医療保険制度は日本の医療の根幹としてさまざまな問題に逃げることなく向き合い、
これまで成長し続けてきました。
レセプトの数も医療費用も毎年右肩上がりであり、
診療報酬請求事務で働く人に課せられた責務はどんどん大きくなるばかりです。
専門的な知識が不可欠な診療報酬請求事務の仕事は、
処理をするときに正確さとスピードが求められます。
こうした責務の特質からも、さ
まざまな医療関係から請求事務従事者のスキルの向上、
さらに人材の確保が必要とされています。
試験概要
医療保険請求事務(医科)の試験は、
1級・準1級・2級があります。
現在試験を行っている会場は、
津山会場、小野会場、姫路会場、洲本会場、明石会場、神戸会場です。
東京会場は現在行っていませんので、詳しいことは直接確認してください。
試験の日程や時間は、各会場によって異なります。
例えば姫路会場でしたら、
水曜日の10:00から12:30に毎週実施し、第3土曜日は13:30から16:00にやっています。
受験資格は特に設けられておらず、1回につき税込み6,500円の受験料が発生します。
医療保険請求事務の試験は1級が筆記試験30分の領域Ⅰと、実技試験120分の領域Ⅱ。
準1級は領域Ⅰのみで、筆記試験150分。
2級は筆記試験60分の領域Ⅰと、実技試験90分の領域Ⅱがあります。
合格レベルは、領域Ⅰと領域Ⅱのどちらも得点率7割以上です。
受験したときに、領域のどちらか一方だけが合格し、
もう一方は惜しくも得点が7割に達しず不合格になったとしても、
それが完全に無駄になってしまうわけではありません。
過去1年間は、合格したことがそのまま生かされます。
例えば、以前受験した際に領域Ⅰのみ合格し、
領域Ⅱは不合格だったとしたら、1年以内に再び試験を受けるときは、
領域Ⅰは免除となり、領域Ⅱのみだけ受験すればいいことになります。
領域Ⅱの試験時刻になったら、行って受験すればいいわけです。
領域Ⅱだけの勉強に集中することができますので、
前回より有利な状況で再チャレンジができるのではないでしょうか。
試験を受けるときは、予定日の1週間前までに全国医療関連技能審査機構へ電話で問い合わせます。
受験料と願書を、試験当日の会場に持参します。
定員がありますので、あらかじめ確認しておいた方が確実です。
合否は、試験日からおよそ3週間前後で郵送にて届けられます。
