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マイナンバーカード
日常のこと

マイナンバーカードに保険証を紐づけてみた

先日、マイナンバーカードと保険証の紐づけを行いました。
ずっとやろうと思いましたが、なかなか重い腰が上がらず、ようやくです。
紐づけ自体はすぐにできたので、早くからやっておけばと思いました。
今回はマイナ保険証について書いていきたいと思います。

そもそもマイナ保険証とは?

マイナ保険証は、マイナンバーカードを健康保険証として利用する制度です。
健康保険証としての機能に加え、個人番号カードとしての機能も有しています。これにより、一つのカードで身分証明と医療機関での受付が可能となります。

マイナ保険証を利用するための申請手続き

マイナ保険証を利用するためには、マイナポータルを通じて申請手続きを行う必要があります。
マイナポータルにログインし、健康保険証利用の申込みを行うことで、マイナンバーカードを健康保険証として利用することができます。

1.マイナンバーカードと4桁の暗証番号、ICが読み取れるスマートフォンを用意する
2.マイナビポータルのアプリをインストールして、「マイナンバーカードが保険証として利用できます」
3.マイナポータル利用規約を確認し、同意して次へ
4.保険料利用登録画面で申し込むボタンを押下
5.暗証番号の入力
6.マイナンバーカードのICを読み取る
7.申し込み完了

セブン銀行ATMからもマイナンバーカードと健康保険証を紐づけするための申し込みが可能です。
参考:ATMで使えるカード・サービス・手数料 :マイナンバーカードでの手続き | セブン銀行

マイナ保険証のメリットとデメリット

マイナ保険証の利点は、カード一枚で健康保険証と個人番号が統合され、医療機関での受付がスムーズに行えることです。
また、マイナポータルを通じて健康情報の閲覧や医療費の控除申請も可能です。一方で、プライバシー保護と情報漏えいのリスクにも注意が必要です。

マイナ保険証のメリット

スムーズな受付と手続きの簡略化

医療機関でマイナ保険証を提示することで、受付や手続きがスムーズに行えます。病院や薬局での情報入力が省かれ、窓口負担が若干安くなります。
2022年9月までは、マイナ保険証の初診追加負担額は21円でした。しかし、従来の健康保険証だと9円で、マイナ保険証のほうが高額になっていたのです。
そのため、2022年10月より方針が変わり、追加負担額が見直されました。
2023年4月から12月までの間、マイナ保険証を使った場合、初診料が6円に、従来の健康保険証の初診料が18円の負担となり、わずかですがマイナ保険証のほうが医療費はお得になります。

マイナポータルを通じた健康情報の閲覧

マイナポータルを活用することで、特定健診の結果や医療費の履歴などの健康情報を簡単に確認できます。自身の健康管理が容易になります。
投薬情報もマイナ保険証に紐づけされますので、全国どこの薬局にいても、同じ情報を閲覧することが可能になりました。
過去に処方された薬の情報については2021年9月以降より3年分が閲覧できます。

医療費の控除申請の容易さ

マイナ保険証を利用することで、医療費の控除申請が簡単に行えます。マイナポータル上で必要な情報を入力するだけで申請が完了します。

デジタル化による便益

マイナ保険証の導入により、紙の保険証を持ち歩く必要がなくなります。
スマートフォンなどにデジタルで保持し、いつでも利用できる便益があります。※現状はAndroidスマホのみ

就職や転職・引っ越し時の切り替えがスムーズに

従来は就職や転職・引っ越しの度に手続きが必要でしたが、マイナ保険証では不要になります。
切り替え手続きしていれば、以降は住所変更があってもそのまま使えます。他にも国民健康保険や後期高齢者医療制度で必要だった定期的な更新、高齢受給者証の持参も不要です。

マイナポイントがもらえる

2023年9月末までに紐づけを行えば7,500ポイントのマイナポイントが付与されます。
スマホ決済やクレジットカードに付与したマイナポイントは、街中での支払いやネットショッピングなど、色々な場面で利用できます。

マイナ保険証のデメリット

対応医療機関の限定

現段階ではマイナ保険証を受け付ける医療機関が限られており、すべての医療機関で利用できない場合があります。
2023年4月より、すべての医療機関や薬局でのシステム導入が義務付けられていますが、導入率は2023年8月20日時点で82.6%となっています。
参考:オンライン資格確認の都道府県別導入状況について

マイナ保険証はシステムが導入されていない医療機関を受診した場合、マイナ保険証を持参しても、従来の健康保険証がなければ確認がとれず、一時的に全額負担となる場合があります。
しばらくはマイナ保険証と健康保険証の2枚持ちが安心です。

デジタルに不慣れな人への配慮

デジタル技術に不慣れな高齢者や一部の層にとって、スマートフォンやオンラインサービスの利用が難しい場合も。
マイナンバーカードの有効期限が切れていると、健康保険証としても利用できなくなるので、その点も理解してもらう必要があります。

システムエラーによる利用不能

システム障害やエラーが発生した場合、マイナ保険証を利用できなくなる可能性があります。

紛失した場合、再発行に時間がかかる

マイナンバーカードの再発行には1~2ヶ月かかります。
もしも紛失してしまった場合、情報漏洩のリスクを防ぐため、カードの利用を止めて、住まいの市町村に再発行手続きを行いましょう。
政府は再発行が10日程度で発行できるように進めています。それでも、待機期間は発生するため、デメリットといえるでしょう。

マイナ保険証の実際の使い方

マイナ保険証は、医療機関で受付の際に提示することで、健康保険証として利用できます。
また、マイナポータルを活用して特定健診結果や医療費の履歴を確認することができます。
医療費の控除申請も簡単に行えるため、健康管理に役立ちます。

通院時の自動受付

マイナ保険証に対応した医療機関では、通院時に受付を自動で進められるので楽になるでしょう。
受け付けは顔認証付きのカードリーダーで行い、マイナンバーカードを縦向きや横向きで奥に入れます。
顔認証付きカードリーダーの場合、顔認証かマイナンバーカードの暗証番号の入力によって本人確認を行います。
顔認証はメガネやマスク、着帽した状態でも認識可能とのこと。顔認証がうまくいかない場合は暗証番号による本人確認が可能です。
子どもの場合、子ども本人による顔認証以外に、親や代理人による暗証番号入力もできます。

認証後、薬剤情報の閲覧・健診情報の閲覧の同意確認をすると、受付が完了です。
マイナンバーカードは預ける必要はないため、個人番号を知られることはありません。

マイナ保険証Q&A

マイナ保険証によって今までの保険証はどうなる?

マイナ保険証を持っていても、既存の保険証はそのまま使えます。ただし、健康保険証は2024年秋に廃止予定のため、それまでにマイナ保険証を手に入れる必要があるでしょう。
窓口でもマイナ保険証の利用が開始されていますが、すべての医療機関や薬局で使えるとは限りません。
そのため、はじめて受診する医療機関の場合、念のため、マイナ保険証と健康保険証の両方を持っておくといいでしょう。

病歴がバレる?

マイナンバーによって、薬剤情報・過去の特定健診結果、受診歴、診療実績などのデータが一元管理され、医療機関・薬局・本人が閲覧可能です。
しかし、マイナ保険証で一元管理される医療データはレセプトに記載される情報に基づくため、現時点では傷病名を確認することはできません。
将来的に傷病名が管理されるようになっても、マイナンバーに紐づけされた医療データは、医療機関以外の第三者が閲覧はできないため、安心してください。

4桁の暗証番号がロックされてしまったら

マイナンバーカードの4桁の暗証番号は3回の間違いでロックがかかるようになっています。ロックの解除や初期化は住んでいる市町村の窓口で行います。
その際は、マイナンバーカードと顔つきの公的証明書の持参が必要です。
暗証番号を失念した場合も、再発行の手続きが必要になるため、暗証番号を忘れないようにしましょう。

マイナンバーカードを持ち歩いても大丈夫?

マイナンバーカードをマイナ保険証として使う場合、持ち歩く必要があります。
当初、他人に見せないように保管しましょうと周知されていましたが、マイナンバーカードを使ったサービスが増えてきているため、現在は持ち歩いて使うことが推奨されています。
気をつけたいのは紛失です。紛失した場合は一時利用停止をフリーダイヤル(0120-95-0178)に連絡し、一時停止してください。
紛失してしまったマイナンバーカードは、パスワードを知られていない限り第三者が使うことはできませんし、ICチップの情報を無理やり、読み取ろうとしても自動で壊れる仕組みになっています。

そもそもマイナンバーを人に見られても大丈夫?

マイナンバーが第三者に漏れたとしても、マイナンバーだけでは手続きできないため、直ちに情報を引き出すということはできません。
オンラインで利用する場合、カード本体と暗証番号が必要だからです。そのため、マイナンバーだけでは個人情報を盗まれる心配はありません。
もしも、SNSやブログなどで、自身のマイナンバーをわざと公表した場合、マイナンバーの提供となます。
マイナンバーは法律で定められた目的以外で提供することは処罰の対象となり、懲役や罰金刑が課せられます。
個人情報保護法よりも重い罰則になるため意図的に公表しないようにしましょう。

マイナ保険証にすることで、さまざまなメリットを享受できます。保険証以外にも図書館カードや印鑑登録証など地方公共団体が定めるサービスで利用可能です。
また、今後は運転免許証との一体かも予定されています。
同時にデメリットもあるため、紛失しないように注意しましょう。報道によると窓口負担が異なるというトラブルも発生しています。
マイナ保険証を検討する際の参考にしていただければ幸いです。