1. /
  2. /
  3. インターンシップに行きたいな
スクール

インターンシップに行きたいな

様々な問題

私が医療事務の講座を取るためにヒューマンアカデミーに入校してから、
ある程度の期間が経過し、みずからの学習した知識、技術にもそれなりの自信が持てるようになってきました。

ただ、私を含めて、多くの人たちが学校で学んでいるのは、
将来、医療事務の資格を取得して、実際のビジネスシーンで有効活用するためであることを忘れてはいけません。

つまり、私たちは学者や研究者となるのではなく
、医療関係の企業や施設へ、事務員として就職することを目的として日々の勉強にいそしんでいるのです。

そういった事情を考慮に入れると、専門性の高い知識、
技術を習得したというだけでは、充分ではないことは容易に想像がつくと思います。

実際の医療現場では、数多くのスタッフに囲まれて仕事をしたり、
顧客対応をおこなったりすることが必要とされます。

また、職場での実務経験を積み重ね、多くの実績を残すことができれば、
患者さんやスタッフからの信頼も厚くなり、昇進、昇給されることも夢ではありません。

そのような経緯から、高いポストに任じられたり、
重要なプロジェクトに参加したりする可能性もおおいにあります。

そうしたシーンでは、高度な知識、技術だけではなく、
社交性やコミュニケーションスキル、協調性、
リーダーシップなどといった能力も多分に要求されることとなるでしょう。

しかしながら、独学や通信講座、専門学校、
各種スクールの利用などの方法では、知識、技術の習得をすることはできても、
それらのスキルを高めることは難しいと考えるべきでしょう。

それらの学習方法の中で、通学制の教育機関を利用する場合、
先生や他の受講生との触れ合いがありますから、ある程度はその種の能力を磨くことができるかも知れません。

とは言うものの、同じ職場で働く先輩や上司、同僚、後輩、部下、顧客、
施設利用者などに対応するのとは状況が異なりますから、
実際の仕事に役立つレベルにまで到達するのは困難だと考えられます。

インターンシップ

それらの問題を解決するには、インターンシップと呼ばれる制度を利用するのもひとつの選択肢になります。

このシステムを使えば、就職を果たす前に、
志望する企業や施設の現場で実務を経験したり、実地研修をおこなったりすることが可能となります。

そうした方法を選択することによって、今までに学んできた知識、
技術が実際のビジネス現場で通用するかどうかがわかります。

また、実際に現場で働いている先輩のスタッフから指導や助言、
アドバイス、注意などを受けたり、患者さんと意思の疎通、
コミュニケーションを図ったりする中で、職場の雰囲気が肌で感じられ、
志望する受け入れ先が自身の適性やニーズ、希望条件に合っているか否かを見極めることができるでしょう。

その上で、志望先の選択を間違っていたことがわかれば、
自分の特性にピッタリ合ったところが見つかるまで、
複数の企業や施設、病院でインターンシップをすることも可能です。

また、インターンの期間中は、自己の適性を見極めるだけではなく、
自分の身に付けてきた実力や生来の魅力、仕事に対する情熱、意欲などを、
現場のスタッフや患者さんなどにアピールする、絶好のチャンスでもあります。

そうした積極的なアピールが功を奏すれば、
インターンシップの受け入れ先で内定を得ることも、決して夢ではありません。