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なぜ医療事務なのか

医療事務を目指す理由

ここで、数ある資格の中から、私がなぜ、医療事務のライセンスを取ろうと思ったのか、そのいきさつなどをお伝えしておきたいと思います。

私は現在、フリーのアルバイターなのですが、仕事先から支給される報酬金額や、
待遇に関して、不満を感じるケースは多くあります。

アルバイターに限らず、パートタイマー、派遣社員、契約社員などといった非正規雇用社員は、
正社員と比較して、労働条件の面で不利になることが数多く存在します。

社員とアルバイト

例えば、正規雇用社員であれば、年齢や勤続年数、成績などに応じて、
昇進や昇給があったり、ボーナス、退職金などが支給されたり、手厚い福利厚生制度が適用されたりするのが一般的です。

それに対して、バイトなどの場合、どんなに年を取っていても、
同じ職場で長く働き続けたとしても、それらの制度とは無縁であるケースが多々見受けられます。

それに、非正規雇用の場合には勤め先企業との結びつきが弱いために、
社内の重要な仕事を任されることが少なく、
いつまで経っても定型的な作業をし続けなくてはいけないケースも多くなるでしょう。

もちろん、仕事をはじめてから間もない時期には、
そのように業務内容が簡単であることを、ありがたいと感じることが数多くありました。

しかし、ある程度仕事に慣れてくると、物足りないとか、
新しく入ってきたアルバイターに対して威厳がないなどと感じることが多くなりました。

また、年齢を重ねるにつれて、将来への不安も高まっていたので、
何かライセンスを取得して、仕事に活かしたいと考えるようになったのです。

そんな時ふと、医療事務の仕事をしている友人のことが頭に浮かびました。

それに、以前、健康上の理由によって入院していた時に、
お世話になった病棟クラークの方から、
医療事務の仕事を勧められていたことも記憶に残っていました。

友人や病院関係者の話によると、医療事務の仕事は、
女性が結婚して、家事や子育てをしながら働いたり、
夫の転勤によって再就職をしたりする際、有利であるとのことでした。

また、私が現在取り組んでいるバイトは、かなりハードな販売系の仕事で、
立ち通しで忙しく働いていると、身体的な疲労や精神的ストレスが蓄積するケースが多々あります。

そのような仕事を、将来的に長くおこない続けることは難しいと考えて、
一生続けてゆけそうな医療事務の資格を選びました。

そして、まだまだ不況の嵐がおさまりきっていないと言われる就職事情の中で、
医療業界では、慢性的な人手不足状態にあるという話を聞いて、
このライセンスに対してより一層強い魅力を感じるようになりました。